「マカラ・サンクランティ」で故郷の味♪

1月15日 日曜日 2012

今日は
「マカラ・サンクランティ」
*マゲ・サンクランティともいいます

「マーグ(マゲ)」ネパール暦で1月中旬~2月中旬
ネパールの「冬至」 です

 
定休日でお休みのはずが
スタッフみんな
朝から集合。
*ディナーは臨時営業

キッチンでは
みんながあわただしく
何やら作り始めました↓
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*「ダル(挽き割り豆)」下ごしらえ中

待つ事1時間半・・・

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「マカラ・サンクランティ」セット
の完成です♪

手前右側が
「キチャリ(キチュリ)」で
挽き割り豆のお粥です。
*クミン、ターメリック、塩でシンプルな味付け。

 「ギウ(精製バター)」を入れるとコクが増し、
 栄養価もUP!

手前左側が「チュカウニ」
*ジャガイモのヨーグルト和え(ガーリック風味)

奥左側「タンドゥール・パケタ」
*手羽先の炭焼き

奥右側「ブトゥワ」
*鶏モツのスパイス炒め

日本で「冬至」といえば
「ゆず湯」、「カボチャ」、「小豆粥」
が有名ですが、

ところ変わってネパールでは
「キチャリ」と「山芋カレー」が定番。

残念ながら
今回は「山芋カレー」はナシです。

ネパールではこの時期
「ヤム芋」が収穫されます

つまり「自然薯(じねんじょ)」系の「山芋」。

日本でも今が「自然薯」のシーズンですが、
立派なものだとなかなかのお値段

スーパーなどに並ぶ「長いも」とは
まったく別の種類。

スタッフが口をそろえて
「日本の山芋は水っぽい」
と言っていましたが、
おそらく「長いも」のことではないかと

「代用」というわけにはいきませんでした汗

*過去に一度「山芋カレー(自然薯の)」を

 食べたことがありますが、

 用意していた「すりこ木」と「すり鉢」が

 役目を果たすことなく、

 代わりに現れた「山芋カレー」に 

 愕然・・・。

 「調理道具」たちは無言で静かに「お片づけ」。

 日本人には意外とショックなものです。

 

ともあれ、

みんなで作った

「マカラ・サンクランティ」セットは

ネパールでの思い出話と

スタッフの笑顔で癒されながら

おいしくいただきました♪

 

日本でも今日は

「小正月(こしょうがつ)」

「小豆粥」 を食べる日ですひらめき電球

偶然にも同じ日に「豆の粥」を

いただく事になりました。

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*雑穀米の「小豆粥(お餅入り)」です

こちらも

私にとっては「故郷の味」。

「食の思い出」は

忘れられないものですね合格

(Manakamanaのマナカママ)