一昨日の5月22日(金)18:30~ タパディワカル氏による 「ネパール大地震 救援活動報告会」が 開催されました。・・・

タパディワカル氏による
「ネパール大地震 救援活動報告会」が
開催されました。
@ゴルカバザール(大阪谷九)
マナカマナへ寄せられた募金の
一番最初の送金先がこちら。
理由として
震源地近くの
ご出身であることはもちろん
「ネパールの救援活動に行きます」と
いち早く表明され
尚且つ
東日本大震災の折には
実際に南相馬へ向かわれ
活動されていたということ。
主にこの三点。
(信頼できる人であることも重要)
タパ氏は
ゴルカ地方のバルパク村で
主に活動されました。
バルパクという村は
地震以前から
政府に頼らず、村全体の自家発電で
電力を賄っており
24時間停電がなかったとのこと。
(このことは初めて知りました)
ネパール国内でも
極めて珍しいと思います。
車が通れず
自力で歩いて
道をつくりながら進む道。
(人が通れる程の)
《運んだもの》
☆薬
すぐ必要なものとして
日本で薬を調達。
道々で各国の救護チーム(仮設の病院)へ
不足しているものを確認して配布
※闇雲に民間人に渡すよりも有効
※ネパール国内で扱われる薬は
日本のものより効き目が強いので
ネパール、インドで
販売されているものを購入して
渡す方がより有効とのこと。
☆米
☆油
☆豆
☆塩
☆軍手
ネパールの人は
素手で瓦礫の撤去をしているので
非常に喜ばれる。
☆テント
☆蚊帳(かや)
☆所持品
マスク、
折り畳み式ヘルメット
(帰国時に現地の方へ譲渡)
救援活動チームの食料など。
山岳部の支援なので
車での輸送が無理な場所がある為、
①実際に各村まで行く(今回は4つの村)
②受け取り場所まで来てもらう
③各村ごとにグループ分けする(人)
(4つのグループにわける)
④配布物を4つに分ける
⑤分配
⑥それぞれの村ごとに持ち帰り
それぞれの場所で分配
実際に
物質を持って行くことができた地域では
①1回目の配布時に住民リストを作る
(名前、住所、年齢)
②1回目のリストがあるので
2回目以降の配布では
同じ人(家族)への重複配布を防げる
タパ氏曰く
南相馬での活動経験が
今回とても役立てることができた
とのこと。
《今後必要な物質 (バルパク地域限定)》
☆蚊帳(かや)1110枚
☆食料(米3000kg 豆250kg)
人命を第一に考えた場合では
(雨季が近づいているので)
必要な物質は
日本から送るよりも
ネパールの被害の無い地域や
インドから送る方が
早くて安価で大量に購入できる。
(輸送費分、多くモノが購入できる)
☆購入するための資金援助は必要。
タパ氏のお話を伺っていると
救援活動中の
コミュニケーションの取り方は
非常に大切だと感じました。
「こうしたい」という気持ちだけで
動くと摩擦が生まれますが
より円滑に
素早く行動するためには
まず、仲間、友人、家族になる必要がある。
人と人の関係で
救援、復興活動は進むので。
《今後の復興プラン》
「何かしたい!」
「何かできることはありませんか?」
☆「人材バンク」 のプラン
「私はこういうことが出来ます」
という方々に
必要な時に連絡ができ、お願いできるように
☆防災プランの確立
各国から救援物資が届いても
保管場所が無かった。
☆都市計画
タパ氏が今後
強く進めて行きたいプラン。
(ネパール国内のモデルケースになってほしい)
まだまだ
お伝え出来ていないことが
たくさんありますが
今とこれからの
共有したい情報として
書いております。
タパ氏は
5月29日~(約10日間)
再びネパールへ支援に向かわれるとのこと。
ネパールで活動される
個人、団体へ
マナカマナへ寄せられた募金の送金を
行うと以前よりお伝えしております。
その一つとして
タパ氏の活動は今後も支援しようと
活動報告会へ参加して
決定いたしました。
長文
読んでいただきありがとうございます。
via Facebook Pages