一昨日の5月22日(金)18:30~ タパディワカル氏による 「ネパール大地震 救援活動報告会」が 開催されました。・・・

5月24日 日曜日 2015

一昨日の5月22日(金)18:30~

タパディワカル氏による
「ネパール大地震 救援活動報告会」が
開催されました。
@ゴルカバザール(大阪谷九)

マナカマナへ寄せられた募金の
一番最初の送金先がこちら。

理由として
震源地近くの
ご出身であることはもちろん

「ネパールの救援活動に行きます」と
いち早く表明され

尚且つ
東日本大震災の折には
実際に南相馬へ向かわれ
活動されていたということ。

主にこの三点。
(信頼できる人であることも重要)

タパ氏は
ゴルカ地方のバルパク村で
主に活動されました。

バルパクという村は
地震以前から
政府に頼らず、村全体の自家発電で
電力を賄っており
24時間停電がなかったとのこと。
(このことは初めて知りました)
ネパール国内でも
極めて珍しいと思います。

車が通れず
自力で歩いて
道をつくりながら進む道。
(人が通れる程の)

《運んだもの》

☆薬
すぐ必要なものとして
日本で薬を調達。
道々で各国の救護チーム(仮設の病院)へ
不足しているものを確認して配布
※闇雲に民間人に渡すよりも有効
※ネパール国内で扱われる薬は
日本のものより効き目が強いので
ネパール、インドで
販売されているものを購入して
渡す方がより有効とのこと。

☆米
☆油
☆豆
☆塩

☆軍手
ネパールの人は
素手で瓦礫の撤去をしているので
非常に喜ばれる。

☆テント

☆蚊帳(かや)

☆所持品
マスク、
折り畳み式ヘルメット
(帰国時に現地の方へ譲渡)
救援活動チームの食料など。

山岳部の支援なので
車での輸送が無理な場所がある為、

①実際に各村まで行く(今回は4つの村)
②受け取り場所まで来てもらう
③各村ごとにグループ分けする(人)
(4つのグループにわける)
④配布物を4つに分ける
⑤分配
⑥それぞれの村ごとに持ち帰り
それぞれの場所で分配

実際に
物質を持って行くことができた地域では

①1回目の配布時に住民リストを作る
(名前、住所、年齢)
②1回目のリストがあるので
2回目以降の配布では
同じ人(家族)への重複配布を防げる

タパ氏曰く
南相馬での活動経験が
今回とても役立てることができた

とのこと。

《今後必要な物質 (バルパク地域限定)》

☆蚊帳(かや)1110枚

☆食料(米3000kg 豆250kg)

人命を第一に考えた場合では
(雨季が近づいているので)

必要な物質は

日本から送るよりも

ネパールの被害の無い地域や
インドから送る方が

早くて安価で大量に購入できる。
(輸送費分、多くモノが購入できる)

☆購入するための資金援助は必要。

タパ氏のお話を伺っていると
救援活動中の
コミュニケーションの取り方は
非常に大切だと感じました。

「こうしたい」という気持ちだけで
動くと摩擦が生まれますが

より円滑に
素早く行動するためには

まず、仲間、友人、家族になる必要がある。

人と人の関係で
救援、復興活動は進むので。

《今後の復興プラン》

「何かしたい!」
「何かできることはありませんか?」

☆「人材バンク」 のプラン

「私はこういうことが出来ます」
という方々に

必要な時に連絡ができ、お願いできるように

☆防災プランの確立

各国から救援物資が届いても
保管場所が無かった。

☆都市計画
タパ氏が今後
強く進めて行きたいプラン。
(ネパール国内のモデルケースになってほしい)

まだまだ
お伝え出来ていないことが
たくさんありますが

今とこれからの

共有したい情報として

書いております。

タパ氏は
5月29日~(約10日間)
再びネパールへ支援に向かわれるとのこと。

ネパールで活動される
個人、団体へ
マナカマナへ寄せられた募金の送金を
行うと以前よりお伝えしております。

その一つとして
タパ氏の活動は今後も支援しようと

活動報告会へ参加して

決定いたしました。

長文
読んでいただきありがとうございます。

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